Claude Codeをインストールしてログインまで終わると、次はターミナルに claude と打つ段階です。
ここで急に不安になります。画面は開いた。何か入力できそう。でも、何を入力したらいいのか分からない。変なことを頼んだら、いきなりファイルを書き換えられるのでは、という心配も出ます。
最初は、便利なコマンドを全部覚える必要はありません。むしろ、覚えるものを増やしすぎると手が止まります。まずは、どのフォルダで起動するか、どう質問するか、どう終わるかだけ分かれば十分です。
Claude Codeの初回操作は、作業フォルダを決めて claude で起動し、最初は読み取りだけを頼み、/exit で終了する。この流れだけ覚えれば、怖さはかなり減ります。
この記事では、Claude Codeを起動した直後に使う基本操作を、初心者向けに整理します。ファイル編集や権限設定の深い話は、まだ少し先で大丈夫です。
最初は作業フォルダを決めてから起動する
Claude Codeは、いま開いているフォルダを前提に動きます。
ここを雑にすると、最初から混乱します。自分ではプロジェクトAを見ているつもりなのに、ターミナルでは別のフォルダにいる。そうなると、Claude Codeが読んでいるファイルと、自分が見ているファイルがずれます。
claudeは今いるフォルダを前提に動く
PowerShellやターミナルで、まず作業したいフォルダへ移動します。
cd C:\work\my-projectそのあとでClaude Codeを起動します。
claudeこの順番が基本です。claude を先に打ってから「どのプロジェクトだっけ」と探すより、先にフォルダを決めるほうが落ち着きます。
今いる場所が分からないときは、PowerShellなら次で確認できます。
pwd表示されたパスが、Claude Codeに見せたいプロジェクトの場所か確認してください。
練習用フォルダで試すと安心
初めてなら、いきなり本命のプロジェクトで開かなくてもいいです。
練習用フォルダを作って、そこで起動してみます。
mkdir C:\work\claude-testcd C:\work\claude-testclaude何もないフォルダなら、仮に変な依頼をしても被害は小さいです。まずは画面の見方、入力の仕方、終了の仕方だけ試します。
tomo最初の目的は、成果物を作ることではなく、Claude Codeの画面に慣れることです。練習用フォルダで十分です。
既存プロジェクトではgit statusを先に見る
既存プロジェクトで起動するなら、Claude Codeを開く前にGitの状態を見ておくと安心です。
git status未コミットの変更があるなら、Claude Codeに伝えます。
このプロジェクトには、すでに未コミットの変更があります。既存の変更には触らず、まず構成だけ説明してください。まだファイルは編集しないでください。これだけで、自分の作業とClaude Codeの作業が混ざりにくくなります。
claudeで対話を始める
作業フォルダを決めたら、claude で対話を始めます。
起動した画面には、現在の作業フォルダや状態が表示されます。最初は細かい表示を全部読もうとしなくて大丈夫です。まず、入力できる状態になっているかを見ます。
PowerShellやターミナルで起動する
WindowsならPowerShell、macOSやLinuxならターミナルで起動します。
claudeプロジェクトフォルダに移動してから起動していれば、そのフォルダを前提に会話できます。
初回ログインがまだの場合は、ブラウザでログインを求められます。ログインが終わると、ターミナル側に戻って会話できるようになります。
初回ログイン後に表示を見る
ログイン後、Claude Codeの画面にはバージョン、モデル、作業フォルダなどが表示されます。
ここで見るのは、まず作業フォルダです。自分が使いたいプロジェクトのパスになっているか確認します。
違うフォルダで開いてしまったら、いったん終了して、正しいフォルダへ移動してから開き直せば大丈夫です。
/exitそのあと、PowerShellで移動してから再起動します。
cd C:\work\my-projectclaude/statusでアカウントと状態を確認する
起動後に不安があるなら、/status を使います。
/statusアカウント、モデル、接続状態などを確認できます。料金プランやAPIキーまわりで不安がある人は、作業前に見る癖をつけておくと安心です。
見慣れないアカウントやAPI課金側で動いていそうな表示が出たら、そのまま作業を始めないでください。まずログイン状態を確認します。
最初の質問は読み取りだけにする
起動できたら、すぐファイル編集を頼みたくなるかもしれません。
でも最初は、読み取りだけで十分です。Claude Codeがどのファイルを見て、どう説明するのかを確認します。いきなり修正させるより、ずっと安全です。
「まだ編集しないでください」を入れる
初心者の最初の合言葉は、これです。
まだファイルは編集しないでください。依頼文の最後に入れておくと、調査と編集を分けやすくなります。
たとえば、最初の質問はこのくらいで構いません。
このプロジェクトの構成を説明してください。主要なファイルを5つまで挙げてください。まだファイルは編集しないでください。この依頼なら、ファイルを変えずにプロジェクトの入口を作れます。
プロジェクト構成を説明してもらう
Claude Codeは、必要に応じてプロジェクト内のファイルを読みます。
最初は、全体像を聞きます。
このプロジェクトが何をするものか説明してください。起動や実行に関係しそうなファイルも教えてください。まだファイルは編集しないでください。返ってきた説明に知らないファイル名が出てきたら、そこだけ追加で聞きます。
さきほど挙げたファイルのうち、最初に読むべきものを3つに絞ってください。それぞれ何を見るためのファイルか説明してください。このくらいの会話なら、まだ安全に様子を見られます。
主要ファイルを3つに絞ってもらう
大きなプロジェクトでは、ファイル名がたくさん出てくるだけで疲れます。
その場合は、Claude Codeに絞ってもらいます。
初心者が最初に読むなら、どのファイルから見ればよいですか。3つまでに絞って、読む順番も教えてください。まだファイルは編集しないでください。「全部教えて」よりも、「3つまでに絞って」のほうが読みやすいです。最初から網羅しようとしないほうが続きます。
覚えるコマンドは最初から増やしすぎない
Claude Codeには、たくさんのスラッシュコマンドがあります。
ただ、最初から全部を覚える必要はありません。起動、状態確認、ヘルプ、終了、会話の整理、再開。このあたりだけ分かれば、初回の操作では困りにくいです。
| 操作 | 入力するもの | 使う場面 |
|---|---|---|
| 起動する | claude | 作業フォルダでClaude Codeを開く |
| 状態を見る | /status | アカウント、モデル、接続状態を確認する |
| ヘルプを見る | /help | 使えるコマンドを確認する |
| 終了する | /exit または Ctrl+D | Claude Codeを閉じる |
| 会話を整理する | /clear | 別の作業に切り替える |
| 前回の続きに戻る | /resume または claude -c | 中断した作業を再開する |
| コマンド候補を見る | / | スラッシュコマンドを探す |
表の中でも、まず使うのは claude、/status、/help、/exit です。/clear や /resume は、少し使ってからで大丈夫です。
/helpで使えるコマンドを見る
操作に迷ったら、/help を入力します。
/helpその場で使えるコマンドを確認できます。スラッシュだけ入力して、候補を見ることもできます。
/最初は「何があるか」をざっと見るだけで構いません。知らないコマンドを無理に試す必要はありません。
/exitまたはCtrl+Dで終了する
Claude Codeを閉じるときは、/exit を使います。
/exitCtrl+Dでも終了できます。
ターミナルを閉じても終われる場合はありますが、初心者のうちは /exit と入力したほうが分かりやすいです。



終わり方が分からないツールは、それだけで怖く見えます。最初に /exit を覚えるだけで、かなり気が楽になります。
/clearは会話を切り替えたいときに使う
/clear は、会話を新しく始めたいときに使います。
/clearたとえば、READMEの話をしていたあとに、別のエラー調査へ移りたいときです。前の会話が長くなりすぎて、次の依頼に混ざりそうなときにも使えます。
ただし、/clear は終了ではありません。Claude Codeを閉じたいなら /exit です。
/resumeやclaude -cで前の会話に戻る
前の会話に戻りたいときは、/resume を使います。
/resumeターミナルから直前の会話を続けたいときは、claude -c も使えます。
claude -c作業を途中で止めたあとに、前の流れを再開したいときに便利です。ただし、長くなりすぎた会話を何でも再開すればよいわけではありません。別件なら、新しく始めたほうが分かりやすいです。
Claude Codeに編集させる前に確認すること
読み取りだけに慣れたら、小さな編集を頼めます。
でも、初回の記事としては、ここで少し止まりたいです。Claude Codeはファイル編集やコマンド実行ができます。便利ですが、実行前に見る場所があります。
変更対象のファイルを聞く
編集を頼む前に、どのファイルを触るつもりか聞きます。
まず変更方針だけ出してください。どのファイルを読むか、どのファイルを変更するか説明してください。まだファイルは編集しないでください。これで、触ってほしくないファイルが含まれていないか確認できます。
たとえば、READMEだけ直したいのに、設定ファイルや依存関係まで触ろうとしているなら、そこで止めます。
コマンド実行の意味を聞く
Claude Codeがコマンド実行を提案したら、意味を聞きます。
そのコマンドは何を確認するものですか。ファイルを変更しますか。外部サービスにアクセスしますか。まだ実行しないでください。git status や npm test のように分かるものなら進めやすいです。見慣れないコマンド、長いコマンド、削除や移動が入っていそうなコマンドは、先に説明してもらいます。
許可画面は流れで承認しない
Claude Codeは、ファイル編集やコマンド実行の前に許可を求めることがあります。
この画面は、ただの通過儀礼ではありません。何をするのかを読む場所です。
許可画面で対象ファイルやコマンドの意味が分からないときは、承認せずに説明を求めてください。分からないまま進めるほうがあとで面倒です。
最初は、少し慎重なくらいでちょうどいいです。
最初の30分で試す流れ
最後に、最初の30分で試す流れをまとめます。
ここでの目標は、アプリを作ることではありません。Claude Codeを開き、読み取りだけの質問をし、終了して、もう一度戻れるかを見ることです。
作業フォルダへ移動する
まず練習用フォルダか、読まれても困らないプロジェクトへ移動します。
cd C:\work\claude-testclaude既存プロジェクトなら、起動前にGitの状態も見ます。
git statusここまでで、Claude Codeをどのフォルダで開いているかを確認できます。
読み取りだけの質問をする
最初の質問は、読み取りだけにします。
このフォルダの中身を説明してください。まだファイルは編集しないでください。既存プロジェクトなら、少し具体的にします。
このプロジェクトの目的と主要なファイルを説明してください。最初に読むべきファイルを3つに絞ってください。まだファイルは編集しないでください。返答を読んで、知らない単語やファイル名があれば質問します。ここではまだ修正しません。
小さいREADME確認までで止める
少し慣れたら、READMEの確認だけ頼みます。
README.mdがあれば読んで、セットアップ手順が分かりにくい箇所を教えてください。まだファイルは編集しないでください。これなら、実ファイルを読ませつつ、変更は発生しません。
もし修正したくなったら、次のように小さく頼みます。
README.mdのセットアップ手順だけ直す場合、どこを変更することになりますか。まず計画だけ出してください。まだファイルは編集しないでください。計画までで止める。ここが初心者には大事です。
終了して再開できるか試す
最後に、いったん終了します。
/exitもう一度開いて、直前の会話へ戻れるか試します。
claude -cまたは、起動後に /resume を使います。
/resume終了と再開まで試せると、Claude Codeを開く心理的なハードルが下がります。
まとめ
Claude Codeの最初の操作で大事なのは、たくさんのコマンドを覚えることではありません。
作業フォルダを決める。claude で起動する。最初は読み取りだけ頼む。/status と /help を見られるようにする。終わるときは /exit。必要なら claude -c や /resume で戻る。
まず覚えることは、このくらいです。
- 起動前に、どのフォルダで作業するか決める
- 既存プロジェクトでは
git statusを見てから開く - 最初の依頼には「まだファイルは編集しないでください」を入れる
- 操作に迷ったら
/helpを見る - 状態が不安なら
/statusを見る - 終了は
/exitまたはCtrl+D - 前回の続きは
claude -cや/resume - 編集やコマンド実行の許可は、内容を読んでから承認する
最初は、ファイルを直せなくても問題ありません。読み取りだけでClaude Codeの動き方を見て、終了と再開までできれば十分です。
そこまで分かると、次に小さな編集を頼むときも、何をしているのか追いやすくなります。



